■事務局長よりお知らせ

皆さま、くらしに音楽プロジェクトは音楽家の社会への寄与、音楽ワークショップによる人材教育への有益性の証明をテーマに設立以来挑んできました。そこに東日本大震災が起こり、音楽や音楽家の果せる役割がどのようなものか探し続けています。

しかし、いまだ答えは判りません。震災後、アメリカ大使館と共にトモダチ作戦を続けています。作戦を始めた限り責任が生じます。はたしてどのように続けて行くことが出来るか容易には判りませんが、今年も続けて行くことになります。

被災地への活動に関しては、あまりWEB上でお知らせをしたいとは考えておりません。しかしながら、日本各地には大震災に関心のない方、あるいは情報が乏しいがゆえに関心のない方たちも存在します。特に若い世代はテレビすら観ず、自分の興味のある事柄のみをネットで情報収集しているのが実際で、大震災のテレビニュースもあまり知らなかった人たちも地域によっては存在します。だから情報発信は必要なのかも知れません。

くらしに音楽プロジェクトは、大震災以来その本来活動の主旨に沿ってはいるものの、本来の焦点とはほんの少しだけ方向が変わったかも知れません。しかし大震災後2年が経ち、これからも被災地の子ども達に寄り添っていく最善の方法を考えていきたいと思います。
平成25年3月
事務局長 砂田和道



■今年度、東日本大震災の被災地への活動には次の団体のご支援を頂戴しております。