■プロフィール
★設立趣意
私たちは地域の人々が音楽を通じて豊かな心や考えを育てることによって、個人や地域がともに発展していくことを願っています。
そのためには次世代を担う子ども達へ音楽による学び、遊びの機会を提供し、子ども達の創造力、思考力を高め、あるいは多様な価値観を引き出す必要性があります。
そういったことを目標とした音楽活動には、その趣旨を理解しながら子ども達や学習者達と活動展開をする音楽家やアーティストを育成することもまた大きな課題です。
そのような問題意識を携え「くらしに音楽プロジェクト」は、学校教育のなかで新たな手法(Arts in Education)にもとづく音楽ワークショップの実践を通して、児童生徒の全人的能力の発達に寄与していきたいと考えます。
さらにそのような学習方法を、カリキュラムとして制度化することを期待しながら調査研究を進めていきます。
また、芸術文化によるまちづくりのために、地域と国、地方自治体および海外とのパートナーシップの構築や発展に寄与していきます。
そうすることで市民がより豊かなくらしを目指し、活力あるまちづくりを音楽(芸術文化)で描いていくと期待しています。
★くらしに音楽プロジェクト(LMP)とは
社会から必要とされ貢献できる音楽家の在り方を追及し、活動実践や調査研究を行っています。
前身団体は「特定非営利活動法人NPO事業サポートセンター」の音楽制作部であり、港区とNPOの協働事業の実践や、各地行政とのNPO設立支援の試みから地域社会に存在する諸課題を経験してきました。
現在の活動内容は地域の方へ音楽を中心としたエデュケーション・プログラムと呼ばれる普及事業を展開し、アメリカのニューヨークフィルハーモニック教育部門とパートナーシップを組み、教育プログラムの普及と専門的人材養成を行っています。
またティーチングアーティスト養成プロジェクトは、在日アメリカ大使館の支援を頂き展開しています。
各種実践の成果は日本を代表する音楽祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭における教育プログラム(アウトリーチ活動)や、文化庁事業にてさらに深化を遂げ、東日本大震災の支援活動にも寄与しました。
★団体の沿革
2002年9月 特定非営利活動法人NPO事業サポートセンター音楽制作部として設立(前身団体)。
2005年4月 くらしに音楽プロジェクト(任意団体)として独立。
2006年より 米国、ニューヨークフィルハーモニックと教育プログラムでパートナー関係になる。
2008年より ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭の教育プログラムを担当。
同年より 在日アメリカ大使館の支援団体として米国の教育プログラム普及団体となる。
2009年より 文化庁「本物の舞台芸術体験事業」にてエデュケーション・オーケストラを公演。
★団体の活動内容
(1) 音楽の教育プログラムに関する調査研究、実施、政策提言
(2) 子どものための芸術文化体験プログラムの実施、企画立案
(3) 文化芸術における行政と市民の協働事業へのコーディネート
(4) わが国へ米国等の海外の音楽教育プログラムの紹介
(5) 芸術家や指導者への研修
(6) パートナーシップ・プログラムの実施
(7) 芸術文化によるまちづくりにおける市民参加に関する調査研究、政策提言
(8) その他必要な事業
★企業コード(Data Universal Numbering System)
DUNS Number : 713036614
★団体の役員
※制作中
★団体の活動実績
◇国分寺市小学校音楽家派遣事業「音楽家と共に」(平成13~21年度)
→企画制作、運営、実施
◇新潟県長岡市ようこそまちの先生事業小中学校出前コンサート(平成14~18年度)
→企画、実施
◇文化庁・港区文化体験プログラム事業(平成15~16年度)
→企画制作、運営、実施
◇第四銀行創立130周年記念事業(平成15年度)
→企画制作、実施
◇大町市市制50周年事業(平成15年度)
→企画制作
◇船橋市民文化ホール25周年事業(平成15年度)
→企画制作、実施
◇文科省・地域子ども教室(平成16年度)
→企画制作、運営、実施
◇文科省・地域子ども教室おんがくっ子塾運営協議会(平成17年度)
→(財)音楽文化創造 アドヴァイザリー業務
◇子どもへの音楽アウトリーチ活動の日米研究全国フォーラム(平成18年度より)
→企画制作、運営、実施、NYフィル教育プログラム部門招聘
◇ニューヨークフィル教育部門とのワークショップ等の教育活動(平成18年度より)
→企画制作、運営、実施、NYフィル教育プログラム部門招聘
◇ひたちなか市わくわく体験事業(平成18年度)
→企画制作、実施
◇ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
「熱狂の日」音楽祭における東京都千代田区内でのワークショップの実施(平成20年度より)
→企画制作・実施
◇ニューヨークフィルの作曲ワークショップの実施(東京都港区)(平成20~21年度)
→制作・運営・実施
◇文化庁・本物の舞台芸術体験事業のオーケストラ巡回公演(平成21年度)
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭エデュケーション・オーケストラの公演
→企画制作・運営・実施
◇文化庁・子どものための優れた舞台芸術体験事業のオーケストラ巡回公演(平成22~23年度)
東京国際フォーラムエデュケーション・オーケストラの公演
→企画制作・運営・実施
◇東日本大震災支援活動「トモダチ作戦with Music」(平成23年7月~平成25年12月)
→支援活動
◇その他
★団体の研究活動
◆「学校へのアウトリーチ活動による波及効果と今後の課題」
→文化経済学会<日本>2005年研究大会(米子)
◆「日米のクラシック音楽でのアウトリーチ活動の比較研究による国内の課題」
→文化経済学会<日本>2006年研究大会(久留米)
◆「クラシック音楽におけるアウトリーチ活動とそれに関わる音楽家養成の課題」
→ 文化経済学/文化経済学会<日本>
◆「地域文化振興事業における音楽アウトリーチ活動の新たな段階」
~パートナーシッププログラムの構築に向けて~
→文化経済学会<日本>2007年研究大会(埼玉)
◆「教育プログラムとしてのアウトリーチ活動の波及効果の考察」
~ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭におけるアンケート調査から~
→文化経済学会<日本>2009年研究大会(可児)
◆「児童の創造性開発教育に向けた教育プログラムの考察」
~ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭の教育プログラムを例に~
→文化経済学会<日本>2010年研究大会(神戸)
◆韓国の文化政策における「文化福祉」の調査研究(平成26年度より)
◆「わが国の文化事業における社会的課題対応型事業の課題
~日韓の公立文化施設における社会的弱者への事業に関する比較調査から~」
→日本文化政策学会2015年研究大会(高崎)
★団体のアドバイザー業務・協力の実績
●大町市文化会館 ⇒ 長野県大町市
●大分県立別府コンベンションセンター ⇒ 大分県別府市
●ワークプラザ勝田 ⇒ 茨城県ひたちなか市
●明石市文化振興課 ⇒ 兵庫県明石市
●港区地域振興課 ⇒ 東京都港区
●文部科学省コミュニケーション教育推進会議 ⇒ 文部科学省
●東日本大震災復興 ⇒ 文化芸術による復興コンソーシアム
●文化芸術振興条例・計画策定 ⇒ 大阪府堺市
●事業者選定審査 ⇒ 大阪市
●音楽振興事業プログラム定性評価 ⇒ 静岡県
●オリンピック文化プログラムの事前検討 ⇒ 静岡県
●政府間国際会議 ⇒ 日中韓文化芸術教育専門家会議
●国内外事例調査 ⇒(公社)全国公立文化施設協会
★団体に関わる組織
●文部科学省
●アメリカ大使館
●ニューヨーク・フィルハーモニック
●(株)東京国際フォーラム
★団体への支援団体実績
●アメリカ大使館
●日本音楽財団
●三菱商事復興支援財団
●ステート・ストリート財団
★港区を含む各地でのニューヨークフィルの活動
■平成18年度
活動時期:平成18年11月の3日間
会場:港区立南山小学校(音楽室、玄関ロビー、体育館)
対象:3、4年生(ワークショップ)/ジャズバンドクラブ(共演)/全児童(合同演奏)
4,5年生および近隣校の有志(放課後ワークショップ)
■平成19年度
活動時期:平成19年11月の4日間
会場:港区立南山小学校(音楽室、体育館)
港区立赤坂区民センター(ホール)
港区立麻布区民センター(会議室)
港区立台場区民センター(ホール)
港区立赤坂中高生プラザ(アリーナ)
対象:南山小3、4年生(ワークショップ)/全校児童(インタラクティブ・コンサート)
港区民(ファミリーコンサート)/音楽家(音楽家セミナー)/アートマネジメント関係者(シンポジウム)
■平成20年度
活動時期:平成20年11月の7日間
会場:港区立南山小学校(音楽室、会議室、体育館)
港区立芝小学校(体育館)
港区立高輪台小学校(音楽室)
港区立麻布区民センター
新潟県妙高市、妙高市文化ホール
新潟県妙高市、妙高市立妙高小学校(体育館)
新潟県妙高市、妙高市立新井小学校(体育館)
対象:南山小4、5年生(ワークショップ)/全校児童(インタラクティブ・コンサート)
芝小シンフォニックバンド(ワークショップ)/高輪台小器楽クラブ(ワークショップ)/音楽家(音楽家セミナー)/アートマネジメント関係者(シンポジウム)/港区内教育関係者(教育月間講演会)/港区民(ファミリーコンサート)/妙高市民(ファミリーコンサート)/妙高小5、6年生(ワークショップ)/新井小6年生(ワークショップ)
■平成21年度
活動時期:平成21年1月~7月(NYフィル主催の作曲ワークショップ)
平成21年9月の1日間(港区内※新型インフルエンザにて規模縮小)
平成21年9月の2日間(新潟県内)
平成21年10月1日(東京都狛江市)
平成21年10月10日(NYフィル主催のヤング・ピープルズ・コンサート)
会場:港区立南山小学校(体育館)
港区立赤坂中学校(体育館)
国際文化会館(ホール※NYフィル主催の作曲ワークショップ)
サントリーホール(NYフィル主催のコンサート)
新潟大学教育学部附属小中学校(体育館、会議室)
新潟市民芸術文化会館(劇場)
狛江エコルマホール
対象:南山小全校児童(インタラクティブ・コンサート)
赤坂中生徒有志(インタラクティブ・コンサート)
南山小、笄小有志(NYフィル主催の作曲ワークショップ)
新潟大学教育学部附属小中学校の児童生徒(インタラクティブ・コンサート)
新潟大学教育学部学生(セミナー)
新潟県民、アートマネジメント関係者(セミナー/シンポジウム)
狛江市民(ファミリーコンサート)
関東甲信越静ブロックの公立文化施設自主事業担当職員(セミナー)
■平成22年度
※作成中
■平成23年度
※作成中
■支援団体(資金/平成18年度以降)
港区/港区教育委員会/日本音楽財団/アメリカ合衆国大使館/子ども夢基金/コスモ石油株式会社/文教大学/新潟県文化振興財団/ニューヨークフィル・ティーチングアーティストと新しい音楽教育実行委員会(文化庁助成事業/構成団体:新潟県文化振興財団、新潟大学、くらしに音楽プロジェクト)/ニューヨーク・フィルハーモニック/クレディ・スイス(NYフィル主催事業作曲ワークショップ)
■後援団体(名義後援)
港区/港区教育委員会/新潟県教育委員会/新潟市教育委員会/アメリカ合衆国大使館/株式会社東京国際フォーラム
★メディア取材
●テレビ
NHK(全国)、NHK(関東甲信越)、NHK(新潟)、フジテレビ、東京MXテレビ、新潟放送、UX新潟テレビ21、NTS、NHK岩手、岩手朝日テレビ、テレビ岩手、NHK福島、福島テレビ、福島放送
●ラジオ
NHK第一
●新聞
日本経済新聞、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、産経新聞、新潟日報、京都新聞、Daily Yomiuri、岩手日報、福島民報社、福島民友新聞社、いわき民報社 ほか